板金加工でつくられる身近なモノ

私たちの身の回りのあらゆる製品の製造に、板金加工が取り入れられています。

例えば、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電製品や、自動車部品、パソコンの部品、キッチンなどの建築物の部材など、板金加工の技術が幅広く応用されています。

自動車にみる板金加工

自動車の製造では、主にボディや内部部品などに板金の加工品が使用されています。

自動車ボディの特徴は、複雑かつ滑らかな曲面と表面の光沢です。
特に曲げ加工の工程では精密な設計に対応できる専用の機械を使用します。

そのほか、自動車では部品の製造だけでなく、事故や老朽化に対応する板金修理のニーズも多くあります。
金属部分の凹みや表面の修復作業では、職人による「手板金」の高い加工技術が不可欠です。

家電にみる板金加工

冷蔵庫やエアコン、電子レンジ、キッチン用品など、家電製品に使われる部品は、特に長期間の耐久性が必要です。

また、製品の精密化により部品の小型化・軽量化が求められ、構造もいっそう複雑になっています。

内部部品だけでなく、家電製品の外観にも多くの板金加工が施されています。

家電製品の構造は、大部分が非常に薄い板金とデザイン性のある形状が特徴で、材料には、サビや腐食を完全に防止できる亜鉛メッキが多く使用されます。